南部杜氏協会(花巻市、会員641人)の会長に、紫波町赤沢の梅沢努さん(60)が就任した。南部杜氏発祥の地とされる同町から会長を輩出するのは20年ぶり。1914(大正3)年から続く杜氏らの組織が同協会となった48(昭和23)年以降では13代目の会長となる梅沢さんは「南部杜氏は歴史ある技術者集団。次世代につなぐ努力をしたい」と、伝統の継承と若手育成に力を入れることを誓う。

 梅沢さんは6月25日に花巻市で開かれた理事会で互選された。任期2年。

 梅沢さんは20歳から酒造りをはじめ、26歳で杜氏資格を取得。33歳からは茨城県常総市の野村醸造で杜氏を務める。全国清酒鑑評会で金賞6回、17年にはフランスで行われた日本酒コンテスト「KURA MASTER」で純米部門最高賞のプラチナ賞を受賞している。