新型コロナウイルス感染症の影響で消毒液が不足する中、葛巻町は手指消毒用アルコールを町内の医療機関などに無料配布する取り組みに乗り出す。町の第三セクター・岩手くずまきワイン(社長・鈴木重男町長)が製造する高濃度ブランデーを活用。町の特産品を生かした独自対策を推進し、感染防止につなげる。

 通常の消毒液と異なり、独特のエタノール臭がなく、ヤマブドウの香りが漂うのが特長だ。医療機関や公共施設に1・5リットル、妊産婦や持病などで通院機会の多い個人宅には360ミリリットルを提供。町が計620本を買い上げて、今月下旬から配布していく。