奥州市の国立天文台水沢VLBI観測所の本間希樹(まれき)所長は1日、主力事業を銀河系のブラックホールに特化した新しい研究テーマに変更することを明らかにした。銀河系の立体地図をつくるこれまでのVERA(ベラ)プロジェクトは観測を終了。追加予算で運用停止を免れた国内4カ所の巨大電波望遠鏡と、海外のアンテナを連携させることでブラックホール誕生の秘密などに迫る。

 本間所長によると、新たな観測は9月開始。地球から銀河系の中心にあるブラックホールまでの距離測定に取り組み、ブラックホールのでき方や銀河系全体の形状を研究する。