奥州市の国立天文台水沢VLBI観測所(本間希樹(まれき)所長)の予算削減問題で、施設の運用継続を求め署名活動する地元のVERA(ベラ)サポーターズクラブ(木村隆代表、3人)は18日、同市水沢の水沢南地区センターで初めて勉強会を開いた。本間所長(48)らも参加し同観測所で進める最先端の研究内容を紹介。オンラインで観測局がある沖縄県石垣市の高校生ともつないだ。

 水沢には本間所長、秦(はだ)和弘助教(36)を含めて10人が参加。本間所長は120年以上続く観測所の歴史や地元との関わり、東アジアと連携した今後のブラックホール研究の展望などを話した。

 予算不足で2021年以降のアンテナ運用が不透明な現状にも触れ「長期継続に向け折衝中。地元有志の署名活動が大きな追い風となっている」と感謝した。