いわて加速器関連産業研究会(会長・藤代博之岩手大副学長)は16日、盛岡市北飯岡のいわて産業振興センターで国際リニアコライダー(ILC)計画のセミナーを開き、産学官の関係者が誘致の最新動向などに理解を深めた。

 同センターからオンラインで配信し、約70人が聴講。県の大平尚理事は一般財団法人国土計画協会(東京都)が昨年末に策定した「地球村創生ビジョン」を紹介。ILCを契機として地球的課題の解決に取り組むことがプロジェクトの核に位置づけられたことを説明した。

 このほか、6月に更新された欧州素粒子物理戦略やILC建設に向けた想定スケジュールを解説した。大平理事は「今後立ち上がる国際推進チームと連携し、建設候補地として受け入れ準備を本格化させる必要がある」と述べた。

 高エネルギー加速器研究機構(KEK、茨城県つくば市)の早野仁司特別教授はILCの設計状況を説明した。