海にまつわる全国の伝承を発掘し、アニメ化して次代に語り継ぐ「海ノ民話のまちプロジェクト」(実行委主催)で、普代村が本県で初めて対象地域に認定された。同村に伝わる「藤平(とうへい)松伝説」を基にした民話が選ばれ、今後アニメを公式サイトで公開する。海とともに暮らす同村の歴史や文化を後世に伝え、観光振興への期待も高まる。

 17日は村役場で認定証授与式を実施。新型コロナウイルス感染症対策のためリモートで行い、実行委員長でアニメ監督・プロデューサーの沼田心之介さんが画面越しに柾屋伸夫村長と対談した。

 普代村に伝わる藤平松伝説は、同村宇留部(うるべ)の浜に実際にあった松の木にまつわる伝承。今回はそれを基に、江戸時代の廻船(かいせん)航路など学びの要素も入れて練り直した。民話「お夏と藤平」(仮題)として、約5分ほどのアニメにする。