2020.07.17

体験客、久慈で化石発見 背びれのとげ、国内初

久慈市で発見されたヒボダス類のとげの化石
久慈市で発見されたヒボダス類のとげの化石

 【東京支社】久慈市小久慈町の久慈琥珀(こはく)博物館(新田久男館長)は16日、敷地内の採掘体験場で、絶滅したサメの仲間ヒボダス類の背びれのとげの化石が見つかったと発表した。一関市の女性が約9千万年前の白亜紀後期の地層から発掘。同類のとげの化石の発見は国内初で、関係者はさらなる発見を期待する。

 とげは長さ19センチで緩やかにカーブし、断面は卵円型で中空構造。同類は古生代石炭紀から中生代白亜紀末にかけて生息した。見つかったのは全長1メートルとみられる小型のサメのとげで、襲われた際の防御に使われたとみられる。

 とげの化石は同館で23日から8月30日まで一般公開する。