モノのインターネット(IoT)を活用した農業に取り組む八幡平市大更の八幡平スマートファーム(兒玉(こだま)則浩社長)は、同市松尾寄木に整備した熱水ハウス群で採れたバジル入りのソーセージを発売している。市内の精肉業者と共同開発し、豚肉と生バジルを調和させた香り豊かな商品に仕上げた。主に市のふるさと納税の返礼品として提供し、独自商品の開発販売を弾みに、市産バジルの特産化につなげる。

 開発したソーセージはプレーンとチーズ入りの2種類で、ともに1袋5本入り440円。スマート社が生産するバジルと、同市大更の食肉総合卸業肉の横沢(横沢盛毅(せいき)社長)のブランド豚肉を組み合わせた。2種類とも隠し味にトマトを加え、イタリア風味に仕立てた。

 市役所で9日に行った商品のお披露目と返礼品としての出荷式で、肉の横沢の本田哲也専務(47)は「子どもからお年寄りまで楽しめる商品。今後多くの方に提供したい」と決意。兒玉社長(35)は「バジルを安定して生産、供給できるよう努めていく」と誓った。