九州を襲った記録的な大雨で、盛岡市上田の岩手河川国道事務所(佐近裕之所長)の緊急災害対策派遣隊(テックフォース)の4人が10日、被災地の状況調査に赴く。被害の全容がつかめない中で、本県からも支援の派遣が動き始める。県や県社会福祉協議会なども要請があれば、派遣する想定で準備を進めている。

 9日は同事務所で東北整備局(仙台市)と合同で出発式を行い、テックフォース班長の土岐範彦建設専門官(52)は「東日本大震災や(昨年の)台風19号など、他自治体からの派遣の恩返しもある。安全を第一に調査し、復旧の一助になるよう努める」と決意を述べた。