山田町の山田高(宮学校長、生徒110人)は30日、同校でNIE(教育に新聞を)授業を行った。1、2年生が東日本大震災を取り上げた本紙の連載「碑(いしぶみ)の記憶」と「復活」を使って地域の歴史や災害の教訓を学び、地域の将来と住民の安全を担う「語り部」になることを目指す。

 1年生30人は同日、岩手日報社がマイクロフィルムで保存していた明治期の「岩手公報」や、昭和期の「岩手日報」を使い、1896(明治29)年と1933(昭和8)年の三陸大津波の被災状況を学習した。

 授業は「総合的な探究の時間」の単元「碑の記憶」「復活の記憶」として展開。生徒は今後、町内に残る石碑や被災した事業所でのインターンシップ(就業体験)などを通じて学びを深める。