岩手銀行(田口幸雄頭取)は7月から、80歳以上を対象に現金自動預払機(ATM)で現金を引き出す際の限度額を1日当たり20万円にする。高齢者からキャッシュカードをだまし取る特殊詐欺被害の増加を受け、対策を講じる。

 これまでの限度額は100万円だった。本人の申し出があれば限度額の制限を解除できるほか、生体認証取引の場合は対象外となる。

 県内では高齢者がカードと暗証番号を言葉巧みにだまし取られ、現金を奪われる「詐欺盗」が増加。県警や防犯団体が県内の19金融機関に制限を設けるよう求めていた。