栗駒国定公園・焼石連峰(奥州市)=6月4日
花の第1ステージ間もなく!
報告:日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木清明

新型コロナウイルスの影響により登山にも規制がかかっているところですが、情報と致しまして、現在の花の状況などをお知らせいたします。
まず、積雪は上沼から上方銀明水までは夏道と積雪部分とが入り交じった状況にあります。銀明水から上方は最初の大雪渓を含めて姥石平まで6つの雪渓があります。
雪渓部には道標がついています。7月末まで残る第1雪渓は滑りやすく滑落にはご注意下さい!慣れない方は、簡易アイゼン等の滑り止めをご利用下さい!
花の第1ステージの中心であるミヤマキンバイ・ハクサンイチゲ・ユキワリコザクラは見頃を迎えています。東焼石方面は若干遅れ気味に進行しています。
ヒナザクラは咲き始めたところです。
その他、ツバメオモト、シラネアオイ、リュウキンカ、ミツガシワ、コメバツガザクラ、ナベクラザゼンソウ、ミネザクラなどが見られました。
野鳥では、ホトトギス、カッコウ、ツツドリ、ジュウイチ、マミジロ、キビタキ、ウグイス、ミソサザイ、コルリ、ムシクイ等々のさえずりや姿が見られました。
爽やかな季節を迎えていますが、気になります新型コロナ対策は十分に……!








