新型コロナウイルス感染症の影響で、幼稚園教諭を志す学生の教育実習の時間確保が課題となっている。文部科学省は現場での履修時間の短縮を容認しているが、実際に子どもと接して学ぶことも多い。県内の養成機関は時期を遅らせたり、実習に代わる効果的な学内授業を探るなど対応に追われる。

 盛岡市大沢川原の盛岡医療福祉スポーツ専門学校(龍沢正美校長)のこども福祉学科とこども未来学科は学生30人に対し、実習前2週間のアルバイトを禁止。毎日の検温など入念な対策を講じて5月に実習を行った。文部科学省は「教育実習時間の3分の1を超えない範囲」で授業への振り替えを容認。このため同校は当初予定した12日間の実習を2日短縮した。