巨大ブラックホール(BH)の起源に迫る新説を、奥州市の国立天文台水沢VLBI観測所(本間希樹(まれき)所長)内にあるスーパーコンピューター「アテルイⅡ」が導いた。東北大と国立天文台は2日、超新星爆発からBHの元になる巨大な星の形成過程を、同機によるシミュレーションで明らかにしたと発表。BHの起源を統一的に説明できる可能性を示したという。

 BHの起源について、ビッグバン直後の特殊状況下での形成過程を説明する理論はあった。今回の新説は誕生後時間が経過した宇宙でも、いかにBHができるかを示す。