オンライン演劇に挑戦 県内の舞台プロジェクト、26日配信

県内で演劇活動を展開する「まちに舞台を。」プロジェクト(水野樹(いつき)代表)は26日、宮古市などの演劇仲間とオンラインで新作劇を配信する。新型コロナウイルス感染症による舞台公演の自粛を受けて企画した。逆境を機に、上演と観賞を全てスマートフォンやパソコンを通じて行う新しい表現に挑戦する。
演劇「ふるば-まるで果実?-」は、オンラインのダンスゲーム仲間の女性4人によるビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」の通話で物語が展開。ゲーム内の課題に取り組むうちに、それぞれの境遇が明らかになっていく。今回は3部構成の第1部で、収録した動画を同日午後7時からオンライン配信し、上演時間は約20分。7月以降に2、3部を配信する。
観劇は無料で、水野さんへのメール(machibutai2017@gmail.com)で受け付ける。「観劇希望」と明記し、返信されたユーチューブのURLで視聴する。