栗駒国定公園・焼石連峰(奥州市)=6月19日6時30分~
ハクサンイチゲの群落!
報告:日本自然保護協会 自然観察指導員 鈴木清明

姥石平周辺のハクサンイチゲ等々の開花情報を確認してきました。
第1ステージとして、13日のピークから日も経過いたしました。16日にも入山してみましたが、生憎の強風と濃霧のため姥石平周辺でやむなく下山してまいりました。
今回も天気予報に反して濃霧と風に悩まされましたが、山頂以外の広範囲を歩き観ることが出来ました。
強風で花弁の取れているのも観られましたが、多くは健在でした。ユキワリコザクラやミヤマシオガマは終盤を迎えています。
ムシトリスミレ、ヒナザクラ、チングルマ、イワカガミ、ハクサンチドリ等はピークを迎えています。
登山道中腹辺りからは、ハクサンチドリ、ウゴツクバネウツギ、シラネアオイ、リュウキンカ、イワイチョウ、ミツガシワ、コバイケイソウ、ウラジロヨウラク、ノウゴウイチゴ、ベニバナイチゴ等々が観られました。
新たに観られましたのは、オオバミゾホオズキ、アカモノ、オノエラン、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、ヒオウギアヤメ(蕾)等の姿がありました。





