一関修紅高2年の小原美香さんは17日、花巻市諏訪町の美容院イル・デ・パン花巻店で、子どもの医療用かつら作りに役立ててもらおうと、約4年間伸ばしてきた髪を切った。小原さんは「病気に負けずに頑張ってほしい」と病気治療の副作用などで髪の毛を失った子どもたちにエールを送った。

 毛先が傷まないようヘアオイルでケアし続けてきた自慢の髪は、大阪市の民間団体に送り届けられる。イル・デ・パンの高橋要(かなめ)社長(46)は「小中学生の髪の寄付が多い。純粋な心を持った子どもたちが、髪に悩む同年代の子どもを救っている」と感謝。小原さんは「髪が軽くなり、すっきりした。ずっと目標にしてきたのでうれしい」と晴れやかな表情を見せた。