日本の伝統文化を海外に発信・販売するインターネットサイトを運営する盛岡市永井の川澄万土香(まどか)さん(59)は16日、紫波、矢巾両町の女性が手作りした着物生地巾着をドイツに発送した。多様な柄の着物をリメークして作った巾着は、大中小3種類の100セット。新型コロナウイルス感染症の影響で外出を控える海外の高齢者に届けて元気づけ、着物の魅力も発信する。

 川澄さんは、国内の伝統工芸品や食器などを販売するサイト「orahonet」を運営し、本県の観光情報なども一緒に発信している。川澄さんの活動に協力するウベ・リヒタ県立大名誉教授(69)が、ドイツ・ハンブルクの友人から巾着制作の依頼を受け、実費で請け負った。この友人を通じて地元の福祉施設に届けられる。