盛岡市鉈屋町で住民に親しまれ、環境省の「平成の名水百選」にも選ばれた湧き水「青龍水(せいりゅうすい)」が枯れる異変が起きている。冬の降雪不足など複数の要因が飛び交うが、確かな原因は不明。数十年ぶりとみられる現象で、共同井戸を管理する関係者や住民は気をもんでいる。

 水が途絶えたのは毎週水曜の清掃作業を終えた10日。井戸の近くでスーパーを営む川鉄商店の吉田鉄造代表取締役(57)が異変に気づき、同日昼にくみ上げのポンプを止めた。「何十年か前にも枯れたようになったことを覚えている」と振り返る。