野田村は、東日本大震災後に使われた同村下安家地区の応急仮設住宅の一部を、遺構として保存し再利用する計画だ。当時の被災者の生活を後世に伝え、震災教育に役立てる。

 同住宅は現在、同村玉川の国民宿舎えぼし荘付近に1棟(6部屋)立っており、このうち半分の3部屋(計約90平方メートル)を保存する。近くに基礎を整備してその上に移設し、改修して水道や電気も使えるようにする。残りの3部屋は取り壊す。

 実際に宿泊もでき、震災当時の生活を追体験する場として活用。また住民向けに、休憩所や会議室としても利用できるようにする。