釜石市鵜住居(うのすまい)町の震災伝承施設「いのちをつなぐ未来館」と旅館・宝来館で15日、オンラインによる東日本大震災の語り部が行われた。被災地への来訪者減少や新型コロナウイルス感染症の影響などで発信機会が限られる中、新たな伝承の形として初めて実施。参加者らは命を守る教訓を共有し、多様な手段で語り継ぐ意義を再認識した。

 ビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を活用し、未来館を指定管理するかまいしDMC社員や宝来館職員、花王グループ社員ら19人が参加。未来館の語り部、菊池のどかさん(24)は震災当日の避難行動などを説明し、「未来の子どもたちを助けるために伝えたい」と訴えた。