奥州市衣川の北股地区振興会(阿部睦雄会長)は、地域の互助体制づくりに力を注いでいる。10年前と比べて人口が約2割減り過疎化が進む中、県立大の協力を得て地区内で「支援が必要な人」と「支援できる人」をつなぐ〝マッチング〟を強化。若い力を生かし、地域を活性化させている。

 12日は同振興会のメンバーや、北股地区の課題を研究する県立大社会福祉学部の菅野道生准教授(43)、同大の学生ボランティアら約10人がオンラインで地域課題などを話し合った。

 同市衣川で震度6強を観測した2008年6月の岩手・宮城内陸地震から14日で12年を迎えることから、地域の防災体制についての話題も。菅野准教授は「災害時こそ、地区内で助け合える体制を構築できているかが重要になる」と呼び掛けた。