県内で猫を保護する活動が、新型コロナウイルス感染症の影響で打撃を受けている。各団体への寄付が減少し、猫カフェの休業が運営を直撃。保護の依頼が最も多い春の繁殖期に譲渡ができず、預かっている保護猫も満員状態だ。さらに本県で感染が拡大した場合、入院患者の飼い猫の預け先がなくなり、生活苦で手放す人が出てくる懸念もある。各団体の関係者は窮状をしのぎながら、感染予防への警戒を続けている。

 動物愛護団体・動物いのちの会いわて(下机都美子代表)の雫石町内の施設では、県内各地で保護された猫約180匹が暮らす。一時預かりボランティアの家庭に約100匹おり、受け入れはほぼ満杯だ。譲渡できなくなった春は、ちょうど猫の繁殖期。保護してほしいという連絡は毎日のように寄せられた。