盛岡市好摩の八角医院(八角有紀理事長)は発熱症状のある患者を離れた場所で診察するドーム形設備を敷地内に設置し、8日から本格的に運用を開始した。新型コロナウイルス感染症が拡大する中、院内感染を水際で食い止める設備として期待される。

 導入した設備は「イージードームハウス」で直径3・3メートル、高さ2・6メートルの球形。外壁は高密度ポリエチレン製で、医院南側の屋外に設置した。37度以上の発熱を訴えて来院した患者はほかの外来患者と接触しないよう駐車場の自家用車で待機し、ハウスで医師の診察を受ける。8日も数人が同ハウスで受診した。

 同院は内科や整形外科のほか糖尿病の専門外来なども置く。佐藤純子看護師長は「定期通院の患者も多い。ハウスの導入により来院者への感染症拡大と医療者による媒介を防ぎ、患者と医療者の安心のために生かしたい」と力を込める。