県高野連(会長・南舘秀昭盛岡工校長)は、新型コロナウイルス感染終息を願いながら今夏の第102回全国高校選手権岩手大会(7月9日開幕)の開催方法を模索している。南舘会長は7日、「たとえ選手権大会が中止になっても、状況次第では健康、安全を最優先に県のチャンピオンを決められるような大会を考えたい」と苦しい中で生徒を思いやった。

 日本高野連は20日に全国高校選手権大会(8月10日開幕、甲子園)の運営委員会を開き、開催可否などを話し合う見込みとなっている。中高生の各種スポーツ大会が相次いで中止になり、緊急事態宣言も延長されたことで春のセンバツに続き、選手権大会も開催判断は厳しい状況にある。南舘会長も「楽観的な見通しは持っていない」と表情を曇らせる。

 だが、岩手大会の開催は諦めてはいない。「例えば宿泊を伴わないように地区予選から始め、1日最大2試合、連戦にならないように日程を組む方法もある」と例年の大会方法にとらわれない策も視野に入れる。