北上市相去町のいわてデジタルエンジニア育成センター(小原照記センター長)は、高性能の3Dプリンターを活用し、市観光キャラクター「おに丸くん」の小形フィギュアを完成させた。2体が市に寄贈され、市の広報マンの「相棒」として、広報紙にデビュー。地元の宣伝役としてフル稼働し、伝統文化と先端技術が調和した北上の魅力を体現する。

 フィギュアは縦8センチ、横3センチ。同センター職員が複数のイラストや着ぐるみの写真を基に3次元データを作り、フルカラーに対応した3Dプリンターで立体に仕上げた。色合いに変化が出ないよう全体を縦に二つに分けて成形し、風になびく髪の躍動感も繊細に再現しているのが特長だ。

 同センターがフィギュアの作製に利用した3Dプリンターは、新商品の開発を目指す企業の試作品製造だけでなく、一般への貸与も可能。依頼があれば各地の「ゆるキャラ」づくりにも協力する。