奥州市江刺の住民有志約20人が4日夜、同日開催予定だった江刺甚句まつりのパレードで踊る「江刺甚句」を、インターネットのウェブ会議アプリを使ってお互いに披露し合った。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、毎年5月3、4日に行ってきた同まつりは延期となったが、江刺地区の伝統を絶やすまいと心を一つにし、思い思いに踊りや音色を楽しんだ。

 同市江刺男石にある興性(こうしょう)寺の副住職・司東隆光(りゅうこう)さん(37)が発起人となり、自身のフェイスブックで参加を呼び掛けた。例年パレードが行われている午後6時にスタート。同寺では江刺甚句の音楽が流れると地元の子どもたちも集まり、ノートパソコンの前で画面の向こうの仲間に見えるように元気に踊った。