岩泉町岩泉の老舗菓子店志たあめや(八重樫政二代表)は、新型コロナウイルス感染症の早期終息を願い、約50年前から同店に伝わるケーキ「たぬきさん」と、疫病を鎮めるとされる半人半魚の妖怪「アマビエ」を組み合わせた「アマビエたぬき様」を販売している。

 八重樫代表の孫で菓子職人の千田由樹さん(30)が、会員制交流サイト(SNS)などを通じてアマビエの存在を知り、4月下旬から数量限定で作り始めた。カラフルなチョコを使い、アマビエの特徴である長い髪やうろこ、くちばしなどを表現した。1個450円。

 アマビエは江戸時代の瓦版に記録が残る妖怪で「病がはやったら私の写し絵を人々に見せよ」と告げたとの言い伝えがある。