大槌町の大槌高(瀬戸和彦校長、生徒148人)復興研究会は、東日本大震災の教訓を伝える生徒手作りの紙芝居をまとめたDVD付き絵本「伝えたいこと あの日、私は小学2年生だった」を制作した。震災を経験していない世代が増え、紙芝居より手軽に何度も読めるようにと企画。新型コロナウイルス感染症の影響で伝承機会も限られる中、絵本を通じて命を守るメッセージを発信する。

 紙芝居を制作した佐々木結菜(ゆいな)さん、土沢葵さん、藤社(とうしゃ)彩乃さん(いずれも3年)が27日、大槌学園(松橋文明学園長、児童生徒621人)を訪れ、完成したばかりの絵本3冊を寄贈した。

 絵本はA4判72ページ。東日本大震災復興支援財団の助成を受け、100冊制作。町内の保育園や幼稚園、県内外の伝承施設などに贈る。絵本に関する問い合わせは同校(0193・42・3025)へ。