新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の全面解除を受け、県は6月から県境をまたいだ移動自粛の要請を解除する。県外から訪れる人に要請してきた「来県後2週間の慎重な行動」は求めず、居住する都道府県の指示に従うよう促す。県外からの観光客受け入れは段階的に拡大し、観光振興など社会経済活動の本格再開につなげる。

 県は、相対的に感染リスクの高い首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川)や北海道への不要不急の移動は自粛を求めてきた。6月1日からは首都圏や北海道への移動は、慎重を期すよう促した上で自粛要請を解除する。同19日からは県境をまたぐ往来の自粛を全面的に解除する。

 観光振興に向けては県民による観光を当面は促し、6月19日から県外の観光客の受け入れを増やす方針。段階的に制限を緩和することで、感染防止と疲弊する観光業界の振興の両立を図る。