宮古市田老三王 田中菓子舗代表 田中 和七(わしち)さん(66)

 震災当時は市消防団第28分団長だった。旧市田老総合事務所3階資料室が分団員の寝泊まりする待機場所だった。高台に立つ同事務所にあったポンプ車が残ったおかげで宮古市街地と無線通信できた。毎年地元の子どもたちに震災時の話を伝えているが、あの日に避難した記憶がない子も増えてきた。津波が襲う場所に住んでいるということを伝え続けなくてはいけない。