県交通(盛岡市、本田一彦会長)の2019年度決算が6600万円程度の赤字となることが25日、分かった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、3月に柱の一つである長距離路線を中心に利用が大幅に減った。赤字は13年度以来6期ぶり。4月以降も需要は回復しておらず、20年度は業績がさらに悪化する可能性がある。

 同社によると、19年度決算は当期純損失6600万円で、5千万円の当期純利益を上げた前年度から赤字に転じた。2月までは前年度並みで推移していたが、3月になって同感染症の影響が広がった。赤字分は手持ち資金や金融機関からの借り入れで対応する方針。現状、不採算路線の休廃止などは検討していない。