新型コロナウイルス感染症による外出自粛の影響で県内の家庭ごみが増加傾向にある。北上市の4月の家庭ごみ排出量は前年同期比1・9%増で、同市の岩手中部クリーンセンターへの直接搬入量は同11・5%増。盛岡市も3月は排出量が前年同期を上回り、「巣ごもり消費」の広がりなどが背景にあるとみられる。使用済みマスクが入ったごみ袋が多く、収集業者らは感染リスクに細心の注意を払い、感染防止を意識したごみ出しの徹底を呼び掛ける。

 北上市によると、4月の家庭ごみ排出量は前年同期比1・9%増の1500トン。一方増加傾向だった事業系ごみは同15・3%減の649トンで、市は企業や飲食店の活動減少が背景にあるとしている。

 盛岡市は収集業者にマスク着用と手洗いの徹底を文書で通知し、一般向けに感染拡大を防ぐマスクやティッシュペーパーの捨て方をホームページなどで紹介する。市廃棄物対策課の森田課長は「ごみ出し時には感染予防も徹底してほしい」と力を込める。