新型コロナウイルス感染症の防止策として政府が国内の全世帯に配る布マスクの県内配達が23日、盛岡市内を皮切りに始まった。県内の配達先は55万6990カ所。今後はマスクが搬入され次第、他市町村の住民にも順次届けられる。

 盛岡市中央通の盛岡中央郵便局(高橋宏和局長)には前日の22日、県内の他の郵便局に先駆けてマスク2万8800袋(1袋2枚入り)が到着。検品の上、23日午前8時ごろ、マスク配達専門のドライバー7人がバイクで出発した。同日は別の郵便局員も加わり、1日で約1万カ所へ配達した。配達員の佐々木伸哲(のぶあき)さん(36)は「悪天候だが感染症防止のために一翼を担う思い。確実に届けたい」と力を込めた。

 同局は今月中に、管轄する同市の11万3601カ所へ配り終える計画だ。