本年度で閉校する紫波町吉水の水分小(本明(ほんみょう)充良校長、児童75人)の5年生9人は22日、最後の米作り体験学習を行った。地域とのつながりを大切にし、児童らに米作りの大変さを知ってもらおうと、10年前から続いてきた恒例の取り組み。主導してきた地元の農家は寂しさをにじませながらも、農業や食への興味を育んできた意義を実感し、児童らの健やかな成長を願った。

 同日は農家10人が田植えの手順を指導。3・5アールの田んぼに15センチほどの間隔で縦線と横線を引き、児童らがヒメノモチの苗を植え進めた。泥んこになりながらも楽しそうに取り組んだ。

 今後は9月に稲刈り、10月に脱穀作業を体験。11月には収穫祭を開き、子どもらが作った米を使った餅料理を振る舞う。児童による成果発表も行う。