二戸市福岡の福岡高(根反(ねそり)馨校長、生徒420人)は、総合的な探究の時間を活用して地域と世界で活躍するグローカルな人材育成を目指す「地方創生カシオペア講座」に取り組んでいる。本年度は新たな講師として同校OBで、3月に地元に地域商社GINGAを立ち上げた大谷史也代表(22)が就任。1年間の講座を通して未来を担う生徒の人材育成を図る。

 2年生の初回のコース別講座が開かれた20日、経済コースには46人が参加。大谷さんと、小松製菓(同市石切所)の青谷(あおや)耕成執行役員(41)、馬場園芸(同市浄法寺町)の馬場淳(まこと)代表(30)とのパネルディスカッションや、生徒同士のグループワークを通して「これからの二戸」を考えた。

 大谷さんは一戸町出身。横浜国立大に進学後は首都圏で本県をアピールする活動に力を注ぎ、今年1月には日本酒の魅力を国内外で発信する2020ミスター・サケにも選ばれた。講義を終えた大谷さんは「少し戸惑ったところもあったが、ざっくばらんに話し合える雰囲気づくりができた。これからが楽しみ」と手応えを語った。