大船渡市の大船渡高3年の白沢賢斗さんはIT関連の合同会社「Novalumo(ノバルーモ)」を設立した。東京商工リサーチ盛岡支店によると、県内高校生の法人企業設立は初めて。プログラミングや動画編集技術を生かし、同市の課題解決に貢献できる企業を目指す。

 同社は今月上旬に資本金3万円で設立し、社員は白沢さんと母の2人。全ての年代で使いやすいシステムの開発や普及活動などを行う。現在、市内小中学校向けに学習支援もできるホームページ(HP)作成や、システム開発を市教委に提案している。医療現場の待合室の混雑を減らす予約システムの開発も計画中だ。

 白沢さんは「ITを利用して、負担を軽減すれば大船渡にもっと活気が出る。地元を明るくしたい」と意気込む。起業の意向の報告を受けた大船渡商工会議所の斉藤光夫事務局長は「高校生での起業は素晴らしいの一言。登記もほぼ1人で行い、とても勉強している。今後運営面でサポートできればいい」と期待する。