新型コロナウイルス感染症を巡る緊急事態宣言や県の外出自粛要請が解除された県内で、引き続き「巣ごもり消費」が活発だ。保存の利く食品や粉商品、自宅で体を動かす健康器具の売れ行きが好調。予防とおしゃれを兼ね備えた手作りマスク用にハンカチも人気を集める。コロナ渦の収束が見通せない中で県民の警戒感は強く、今後も傾向が続きそうだ。

 盛岡市西仙北のマイヤ仙北店(川村彩子店長)では18日、売れ筋のたこ焼き粉の陳列棚が空の状態。バターは「1家族1個」の制限付きとし、菊池光輝(みつてる)副店長は「家でのケーキやパン作り用ではないか」と推測した。10日の母の日は外出自粛の解除後でも、すしやオードブルが例年より売れた。

 外出を手控える生活が続く中で、健康器具も人気。盛岡市本宮のスーパースポーツゼビオ盛岡盛南店では4月以降、バランスボールやダンベルなどの売り上げが前年比で2倍以上に伸びた。子ども用の跳躍器具や縄跳びもよく売れ、稲葉浩之店長は「ジムに行かず、家で体を動かす人が増えている」と分析する。