雫石町上空で1971年に発生した、全日空機と自衛隊機の衝突事故の犠牲者を追悼する同町西安庭の慰霊の森の新名称が1日、「森のしずく公園」に決まった。追悼の場から空の安全を祈る場としての印象を強めて来訪を促し、次世代へ事故の記憶をつなぐ。

 管理する一般財団法人慰霊の森(理事長・猿子恵久町長)の理事会案に遺族ら評議員7人が書面で同意した。法人名は変更しない。

 新名称は慰霊の森が完成した75年以来、節目の記念誌などに使われてきた「森の雫となりて」の言葉を引用。これまでは悲しみの涙や、時を経て事故の悲しみが洗い流される、といった意味合いで使われてきた。「公園」を加え、より訪れやすい印象とする。今月下旬にも、周辺の看板の取り換えに着手する。