新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、県内の2私立大学は学生への経済的支援に乗り出す。盛岡大・盛岡大短期大学部(高橋俊和学長)は全学生に一律5万円を支給し、一部で授業料の減免に応じる。富士大(岡田秀二学長)も、困窮する学生に1人5万~10万円を給付する方向で検討している。

 盛岡大の支援金は早ければ6月、全学生約2千人に支給する予定だ。事業費は総額1億円。大学では5月7日からオンラインによる遠隔授業を行っており、学生が負担する通信費やカメラやマイクなどの機材購入費を補助する狙いもある。

 富士大は、経済的問題を抱える学生に給付する予定。既設の学生応援奨学金制度を用い、通常の支給対象を拡大して支援する。支給対象者や支給額を20日の教授会で協議する。同大は6月1日に対面授業を再開する予定。