コロナを名前に持つ人たちを応援しようと、奥州市のミュージシャンERYCA(エリカ)さん(38)ら全国の音楽家らが歌で支援の輪を広げようとしている。支援曲「コロナ~ひかりのわ~」をそれぞれがアレンジし、動画サイトに投稿。エリカさんは「少し視野を広げ、周りを思いやる気持ちを持とう」と優しく歌声を響かせる。

 エリカさんと交友がある八戸市出身の歌手瀬知(せち)容子さんが3月、フェイスブックで、友人の子どもにコロナという名前を持つ小学生がいると投稿。ラテン語で王冠などの意味を持つコロナが感染症の名称として使われることで「外で安易に名前を呼べない」と友人の悩みを打ち明けた。その後、福岡市のアコーディオン奏者新井武人さんが支援曲を作詞・作曲。瀬知さんらが歌を配信している。

 エリカさんは、瀬知さんの発信で「気付かないところに悲しい思いをしている人がいる」と知った。「今必要なこと」を考え、歌の配信を決意。今月上旬、動画投稿サイト・ユーチューブに投稿した。