新型コロナウイルスの感染防止のため接触を避ける行動が広まる中、県内で法話にインターネットを活用する動きが出てきた。奥州市水沢の黒石寺の藤波大吾住職(37)と、同市江刺の興性(こうしょう)寺の司東隆光(りゅうこう)副住職(37)は、それぞれ動画を配信。「不安とどう向き合うか」「家族に感謝を」-。外出を自粛し寺に訪れることができない人にも生きるためのメッセージを届けている。

 2人は同感染症収束後もネットの活用が仏の教えを伝える選択肢の一つになると感じている。藤波住職は「もちろん寺に来ることに価値はあるが、動画は後から見返すこともできる。寺のファンになってもらい、岩手に来るきっかけにもなったらいい」と期待する。

 同い年の2人は地域活動でも交友があり、24日はオンライン対話の配信を企画している。