岩手山彩る黄色のじゅうたん 雫石で菜の花畑満開

14日の県内は高気圧に覆われ、晴れや曇りとなった。雫石町長山では菜の花が満開となり、黄金のじゅうたんが残雪を頂く岩手山を彩っている。
地元の農事組合法人ユニティファーム七区(高畑武巳代表理事)が昨年9月、約1・6ヘクタールに植え、4月下旬に開花した。菜種は7月下旬に刈り取り、同町千刈田の福祉作業所「かし和の郷」で搾る。同作業所や道の駅雫石あねっこで油を販売する予定だ。
高畑代表理事(81)は「初めて植えた場所だがきれいに咲いてくれた。虫もつかず、良い油が取れそうだ」と目を細める。
盛岡地方気象台によると、15日の県内は高気圧に覆われ晴れや曇りとなる見込み。