久慈市小久慈町 市職員 新田 京加(しんでん・きょうか)さん(22)

 震災当時は中学1年で、あの日は終業式だった。大きな揺れの後、全員で校庭に避難し、母の迎えを待った。野田村の祖母の家は津波で被災した。人づてに「避難所で見掛けた」と聞いていたが、実際に会えたのは約2週間後でとても心配した。足の不自由な祖母は、家に全てを置いてすぐに高台を目指し助かった。その行動から、何よりも命が大事だと実感している。