久慈高柔道部 須藤 結子さん

 6歳から始めた柔道、気付いたら11年たっていました。

 高校では全国を目指して練習に励んでいました。先輩たちが抜けてから部員は決して多い方ではなく、先生も変わり、恵まれた環境ではなかったと思います。それでもインターハイに向けて必死に練習してきました。

 2年生の選手権大会の4日前に、私は右肘の靭帯(じんたい)を断裂するけがをしました。一つの全国のチャンスを自分で壊してしまったと、とても落ち込み、挫折と地獄を味わいました。でも、全国の舞台に立ちたいという気持ちは変わらず、そこから必死にけがと向き合い努力してきました。

 高総体に懸けていたからこそ、今回のことは仕方がないと分かっているけれど、すごく悔しくてなりません。

 小学校、中学校、高校で柔道を通してたくさんの人に関われて、応援してもらったり、支えてもらったりしてきました。

 勝ったときも負けたときも一緒に泣いてくれる親、「おまえなら、できる」と背中を押してくれた先生、勝つために何度も技のアドバイスをしてくれた先輩、つらい練習を一緒にしてきた仲間、コーチやOBの方々、全ての人に感謝しています。

 そして、その人たちに恩返しがしたかったです。たくさんの人のため、自分のために、試合したかった。