田野畑村に本社を置く丸奥自動車工業(奥地一基(かずもと)社長)は、経済産業省と日本健康会議による「健康経営優良法人2020」の中小規模法人部門に認定された。同社によると、県内の自動車販売業で認定を受けたのは今回が初めて。労働の効率化による残業時間の削減や社員のインフルエンザ予防接種の全額負担など健康管理の取り組みが高く評価された。企業方針として「70歳現役宣言」を打ち出し、健康経営に着目した活動を続けていく。

 社員は19~71歳の44人。健康管理を進めるきっかけは、ベテラン社員が相次いで脳腫瘍や胆石で療養が必要になったことだった。残業や運動不足、偏った食生活が健康に及ぼす影響を考え、整備や営業、管理の各部門で効率的な働き方を追求。残業を減らして手当を増やすなど改革を進めた。

 健康経営優良法人は、健康づくりに取り組む優良な法人を「見える化」する制度。今回の中小規模法人部門では同社を含む県内29事業所が認定を受けた。