本県のスピードスケート指導者に元選手の若手が加わった。オールラウンダーとして実績を残した森永一帆さん(29)が今春、盛岡市スポーツ協会に臨時職員として加入。五輪出場を目指し戦い続けた経験を生かし、幅広い年代の強化に携わっている。

 一昨年、盛岡工高で国体入賞経験もある元スピード選手の牛抱朋香さん(28)と結婚し、今春、盛岡市に移った。同協会ではみちのくコカ・コーラボトリングリンクに常駐し、受付や整氷に取り組みつつ、県連盟の強化練習で小中高校生約30人に指導を始めている。

 北海道苫小牧市生まれ。山形中央高では500メートルから5000メートルまで滑り、2年生で世界ジュニアに出場。総合3位に入った。早大、山形県体協、山形市体協と進み、五輪出場を目指したがかなわず、18年に第一線を退いた。その間、国体では毎年のように表彰台に立ち、18年の山梨国体成年男子500メートルで優勝。16年岩手国体の同1000メートルでは準優勝した。