盛岡市のJR山田線上米内駅が地域活性化の拠点として生まれ変わった。木造平屋の駅舎を大規模改修し、漆工房や漆器の展示スペースを設置した。

 駅務室だった部屋では県内外の漆職人が制作した漆器を展示販売する。新設の工房では塗師が漆塗りを披露し、作業風景が見学できる。隣接するカフェではコーヒーや紅茶でくつろげる。

 改装は漆の増産に取り組む同市の次世代漆協会が、地域活性化を目的とした無人駅の活用をクラウドファンディングで支援するJR東日本のプロジェクトに応募。36件の応募の中から新潟県三条市の信越線帯織駅とともに選ばれた。120万円の資金が集まり、3月に着工した。