陸前高田市のリアスターファーム(太田祐樹代表取締役)が大船渡市三陸町越喜来(おきらい)の津波被災跡地を活用し、整備を進めてきたイチゴ生産施設が完成した。8月の初収穫を目指し、本格稼働に入る。年度内に増設も進め、将来的には年20トンの産地形成を目指す。

 三陸鉄道三陸駅のそばに立つ真新しいビニールハウス内には、23メートル連なるプランターが6列並ぶ。そこで育てるイチゴ苗の具合を、太田代表取締役(43)は一つ一つ確認した。

 この春、栽培用、育苗用のビニールハウス各1棟と作業棟が完成。6月下旬ごろに予定する定植に備えている。太田代表取締役と従業員2人、研修生1人の計4人態勢。本年度は500キロの収穫を目指し、全国各地の洋菓子店やホテルなどへ出荷する。