新型コロナウイルス感染症拡大でマスク不足が続く県内で、布製やキッチンペーパーを使った簡易的な代用品などマスク作りが広がっている。再開した多くの学校が児童生徒に着用を呼び掛け、需要は急増。政府は全世帯に布マスク2枚を配布する方針だが手元に届く時期は不透明だ。「予防効果に疑問は残るが、ないよりはせきエチケットになる」と県民は工夫を凝らす。

 一関市藤沢町の市藤沢市民センター(倉部成彦所長)は、簡単なマスク作りの手引を独自に作成。3月中旬から町内の自治会女性部や小中学校に配布し、町外からも続々問い合わせが寄せられている。

 盛岡市本宮の手芸店パンドラハウスイオンモール盛岡南店(藤村光子店長)は3月上旬からガーゼやゴムなどマスクの材料の特設コーナーを設置。生地購入者に作り方を配布し、店内にハンカチメーカー川辺(東京都)のハンカチマスクの作り方も掲示。ひっきりなしに客が訪れ藤村店長は「作り方など気軽に相談してほしい」と呼び掛ける。

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9日付本紙にハンカチマスク、キッチンペーパーマスクの作り方と布製立体マスクの原寸大型紙を掲載しています